そんなの無理でしょう

こんな壁にぶつかった。

当ホームページにある通り、撮影したROMについてはモデルさんに販売権が100%あります。

ですが、今後の競泳水着撮影の役立つもの、自己の作品制作のために十数枚くらいお借りするケースがある…お借りするというのも変な表現で、実際はモデルと私の共同使用権なので使用するというものが正しい表現と思います。

今回のケースは、クラウドファンディングにおいて作成した作品からリターン品による営利が発生しているので、使用を認めないというモデルさんの意見でした。 無償でやるポリシーなのか？でも一方では金銭の発生する商品の撮影もしていて、その辺りは不明ではありますが、とにかくダメだ…と。

言いたい事は分かるのですが、それを言われるとそもそも利益の発生しない制作しかできません。

つまり、制作してもタダで自分の作品を配れという事になってしまいます。

そうなったらどうでしょうか？ 中には「この人のROM、今度のイベントで買おうと思ったけどこれで何枚か見れるなら要らないや」ってなる事も十分に考えられますよね？

これは完全にモデルさんのROM販売の妨害になってしまいます。

だから自作品にも値段や価値をつけ、欲しい方については販売等という形を取らねばなりません。

ただ、これでは営利目的となるので、水着という備品調達代や、モデルさんの交通費、場所代などあらゆる意味で競泳水着撮影に役立てるお金にしようという考えです。 非営利＝タダではない！は承知している方も多いと思いますが、別に売り上げがある＝営利ではないので、特にクラウドファンディングのリターン品に写真を用いるのは問題ではないと認識しております。

問題はそのファンディングで集まった資金ですが、プール撮影とその経費という名目通りにしか使用されません(本当に使用したか？の証明は必要でしょうが…)。 ですので、なぜ頑なに金銭発生＝営利という形にしようか謎で仕方ありません。

結論から言えば、撮影をされた方の中でROM作品として販売している以上、無償配布をすればその方たちへの営業妨害にもなり兼ねません。また、非営利とはいえ当然CD-R、DVD-Rの原版、印刷、ケース、包装フィルム代は掛かっているので無償では赤字になります。その意味でも￥０での配布の可能性はゼロなんです。

つまり、\0配布はありえずデジタル写真集として発表するので、ある程度の数字にはなってしまうという事です。ですので、その際は材料費、(発生するなら)委託費を除いた、撮影準備費(交通費も含む)、あとは写真使用料としてモデルさんにプールする方法になるわけです。

自分は無償で、そのプール金を頂かないというのであればそれは辞退していただく他にはないのですが、この時は出る、それはＮＧとなると、無償の製品が無いのでどの作品にも出ないという事になります。

それではＨＰで言っていた内容にならずですし、仮に、仮にサンプル等で\0ROMがあったとしても、これなら出る、あれは出ないとか許したらキリもないし、管理する方がいちいち面倒になり、何より全く出ようとしない人がいても不思議ではないとなってしまいます。 そうならないためのルールでありお願いであるもので、口頭で言っているのはＨＰの理解不足や見落とし、不明点をがある時のためにこんな感じだよーという点の確認です。別にＡＶ強要みたいにその場で何か押し付けるものでもなく、事前に説明告知はあるもののの確認だよという事です。 ですから「聞いてないよー、忘れた、口での約束はー」はそもそもそこでは無いのですよ。 毒を吐いてしまいますが、別にモデルさんが気に入るための写真を撮ってあげる事だけでも、モデルさんと撮影したいという欲だけでもなく、作品として残したい、ある程度競泳水着撮影の人間として認知され、撮影自体の輪が広まる事も大きな目的なんですよ。

本来であれば、ホームページに記載してあるものと口頭連絡で私側の使用目的を示しており、加えでtwitterのDMで、ホームページ、ツイプロ等で確認してね！は言っております。

以上からしてもそのまますんなり使用するという事も可能ではありますが、撮影時と現在の環境や契約(例えば事務所に所属したなど)の問題があるとご本人に迷惑が掛かると良くないと思いますので、念のために確認のメールをしております。 それを初耳だと言われると…もう手だては無くなってしまいます。 さらに言えば、今回の場合は掲載前に確認のＤＭを二度送り、とりあえず大丈夫か？という確認を取りましたが、無回答でした。 回答までの日数も少なかったとは思いますし、ご病気、お仕事、用事等でしたら気づかなかったかも知れません。

ですが、その間も健在にご自身のツイートはされてましたし、ここまでＮＧの意思ならばお返事してくれても良かったのでは？クラウドを始めて数日してから急に等、このやり方か～と首を傾げずにはいられません。

御主張はさも強引という感じですが、しなくても良い手順までしてはいるので、これ以上となると全員からＯＫできる確約を頂かなければなりません。

その中にはモデル業とは関わりたくないと辞めていった方もいるでしょう、そのように連絡が取れなくなった、今回のように返信の意思がないものまでずっと待てというのは酷です。

そのための事前説明であり、承服しかねる場合は断ってもらって結構というスタイルです。

もう、ＨＰはきちんと見て下さいよくらいでは駄目なのかな…と。 書面で書いたりレコーダーで録画したりって…携帯屋の契約みたいにクソのように紙出して、徹底的にサインさせなきゃなのかなと。

息苦しいシステムにはしたくないんだけどな…

※写真は駄文読破の疲労回復のためのもので、本文の案件とは全く関係がございません。